住友不動産の評判・評価・価格(坪単価)

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住友不動産の評判 目次

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住友不動産のモデルハウス

住友不動産のモデルハウス

 

 

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★坪単価の目安

 

住友不動産の工法は極一般的なツーバイフォー工法のみで、
デザインにより商品分けをしていて、 大きく分けて2つの商品体系になっています。

 

1つは「ワールドデザインシリーズ」

この中に昔の商品「アメリカンコンフォート」の流れを継ぐ 「アメリカンスタイル」があり、
この商品の坪単価の目安が「40~45万円」となっています。

 

もう1つは「Jアーバンシリーズ」

こちらは5つの商品があり、 最も安いもので坪単価の目安が「50~55万円」といったところです。

住友不動産のワールドデザインシリーズ

住友不動産のワールドアーバンシリーズ
※写真は住友不動産のカタログより拝借

住友不動産のJアーバンシリーズ

住友不動産のJアーバンシリーズ

 

 

★制震装置「パワーキューブ」

住友不動産のパワーキューブ

住友不動産の
パワーキューブ

※写真は住友不動産のカタログより拝借

 

こちらは住友不動産が特許を取得した、オリジナルの制震装置です。

※制震装置の詳しい説明はこちら→ 制震装置とは【住宅建築用語】

一般的な制震装置は平面的で、壁の中に納まってしまいます。
地震の際に建物が変形するのを利用して、 揺れを吸収する仕組みになっているので、 住友不動産のようなツーバイフォー工法では、剛性が強く、 建物の変形が少ないために、制震装置の効力は発揮されません。

「パワーキューブ」は 建物のほぼ中心付近で、上下階同じ位置に 鉄骨で組んだ直方体の装置を設置します。

ツーバイフォー工法は構造上、 積み木を縦に重ねたような状態になってるので、 地震の際は上下階で若干のズレが生じます。

このズレを吸収することで、揺れを軽減させる仕組みです。

また、装置の直方体の内部は空洞になっているので、 収納スペースとして利用できます。

以前取材したミサワホームでは 「M-GEO」という制震装置を採用していましたが、 原理は一般的な制震装置とほぼ一緒です。

ただ、ミサワホームの構造はツーバイフォー工法とよく似ていて、 剛性の高い構造です。
ですから、「M-GEO」については疑問に感じるところがありましたが、 住友不動産の「パワーキューブ」でしたら頷けます。

 

 

★超耐震構造「NEWパワーコラム」

「NEWパワーコラム」は
鉄板を建物の4隅の壁の中に仕込むという単純なもので、 最近流行りの免震や制震のように、揺れを軽減するのではなく、 揺れに耐えて建物の倒壊を防ぎます。

住友不動産が特許申請中の耐震構造です。

数年前に「Jアーバンシリーズ」でパティオ(中庭)のある商品を発表し、 今やそれが主力商品となっています。

しかし、中庭があると、 自慢の制震装置「パワーキューブ」を設置しようにも、 設置する場所がありません。

また、中庭がある間取りだと、偏心が大きくなり、 地震の揺れによる倒壊の可能性が高くなるので、 4隅の壁を強くすることで、それを防ぐ効果が得られます。

察するに、そんな理由から 超耐震構造「NEWパワーコラム」が開発されたのでしょう。

パティオ(中庭)を設けるなど、偏心が大きくなるプランではない場合、 特に採用する必要はないかと思います。

※偏心とは 建物の形状の中心と建物の重心がずれていること。

住友不動産のNEWパワーコラム
※写真は住友不動産のカタログより拝借

住友不動産のNEWパワーコラム

 

 

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★オールマイティーな営業マン

住友不動産の最大の特徴は営業マンです。

私に応対してくれた営業マンは 説明がすごく的確で、専門的な内容の話もできるので、 チョッと驚いたのですが、
聞けば営業職の前は、10年間設計部門にいて、 建築士の資格も持っているとか。

ですから、普通の営業マンのように、 プランの作成を設計部門に任せることはせず、 ほとんど、自分で作るそうです。
お客さんから直接話を聞いた自分が プランを作るのが一番確かということらしい。

彼が言うには、 住友不動産の営業マンには新入社員はいないらしい。
相当な年月、他の部署で経験を積まないと、営業職に就けないとのこと。

彼以外の営業マンも、 皆、自分でプランを作成して、現場の状況もチェックするとか。

はたして、本当だろうか?‥‥と思い 別の住宅展示場の住友不動産のモデルハウスに行ってみました。
すると、そこで対応してくれた営業マンは、 大学を卒業してすぐに、住友不動産の外注先の設計事務所に勤め、 その後、住友不動産の現場担当をしていたとか。

やはり、建築士と施工管理技士の資格を持っていました。

‥‥どうやら本当のようです。 これは、他のハウスメーカーには無い、大きな特徴です。

 

 

 

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★デザインテイストで商品分け

 

住友不動産はツーバイフォー専門のハウスメーカーです。
商品のシリーズが変わっても、基本的な部分は全く一緒です。

商品のシリーズは デザインによって分けられていて、主に次の2つがあります。

 

◆世界各国の様式を取り入れた、「ワールド・デザインシリーズ」

「アメリカとヨーロッパを中心に 色々な地域の様式でデザインされた 15種類のシリーズが用意されています。」

 

◆アーバンモダンなテイストでデザインされた「J-URBAN」

「ガラスやメタルなどを多用し、 建築家が設計したようなスタイリッシュなデザインでまとめられ、 間取りにパティオ(中庭)を取り入れるなど、 都市部の住宅事情を考慮した、5種類のシリーズが用意されています。」

 
住友不動産のワールドデザインシリーズ

住友不動産のワールドデザインシリーズ

 
住友不動産のJ-URBAN

住友不動産のJ-URBAN
※写真は住友不動産のHPより拝借

 

 

★「J-URBAN」がグッドデザイン賞を受賞

今、住友不動産の主力商品は「J-URBAN」で、 この商品が4年連続で「グッドデザイン賞」を受賞しています。

私は昔、工業デザイナーをしていました。
その時に何度か、自分の作った自信の商品を 「グッドデザイン賞」に出したのですが、ダメでした。

「グッドデザイン賞」を取るのって、すごく難しいんですよ。

さて、「J-URBAN」ですが、 都会的でモダンなデザインでまとめられていて、
外観デザイン、空間デザイン、設備・仕様、 それぞれを多彩なメニューの中から 自由に選んで組み合わせるようになっています。

特に、パティオ(中庭)のある間取りを採用したシリーズがあり、
営業マンの話では、それが、とても受けが良いとのこと。

パティオのあるシリーズの間取りを採用しながら、 他の「J-URBAN」の外観やインテリアを採用することもできます。

正直、以前は、あまりパッとしなかった住友不動産ではありますが、
「J-URBAN」によって、かなり特徴が出たように思います。

 

★保証期間は短め

最近、ハウスメーカーの多くは、30年保証や60年保証など 非常に長い保証期間をウリにしています。

住友不動産は 10年間、無償点検を行い、主要部位について無償保証。
その後は有償点検で、最長20年までの保証となっています。

数年前でしたら、極普通でしたが、 今のハウスメーカーの中にあっては、非常に短いです。

ただ、突然破産して世の中を騒がせた富士ハウスというハウスメーカーも5~60年という長期保証をウリにしていました。
ところが、今となっては・・・。

長期保証の意味に疑問を感じます。

おそらく、へーベルハウス辺りが長期保証を謳い始め、 他のハウスメーカーもそれに追随したのでしょう。

あまり意味のない流行りに左右されないというのは、 むしろ、評価できると言えるかも知れません。

 

 

 

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★世渡り上手の住友家

住友不動産は、言わずと知れた旧住友財閥のグループ会社です。

住友グループの中では小規模の企業ですが、 戦後、住友家の不動産資産を譲り受けてスタートしました。
そのため、住友財閥の継承企業として、 グループ内では中心的な地位にあります。

住友財閥の起源は非常に古く、住友家の先祖は平家一門。

初めて住友の名が歴史に登場するのが、 室町時代で、将軍の足利家に仕えていた住友忠重という人物が 住友財閥の「始祖」です。

戦国時代には今川家に仕え、
その後、時の権力者に次々転変して仕え、 最終的には徳川家に仕えるという、
世渡り上手と申しますか、 世の風を読むのに長けていた一族でした。

武家社会ではある程度の地位を築くのですが、
後の江戸時代に町人文化が謳歌することを予見してか、 突然、武士を辞め、
京都の洛中で「富士屋」という本と薬の店、 大阪で「泉屋」という銅商を営みました。 まさに、これが住友財閥の誕生でした。

その後、別子銅山で財を成すのですが、
詳しくは私のサイトの「住友林業の評価」に記載していますので、 そちらをご覧ください

 

★当初はローコストがウリでした

住友不動産が出資し、住友不動産ホームとして、 1982年に戸建て住宅のハウスメーカーとしてスタートしました。

当初は、北米の輸入住宅を手掛け、 1990年代には、1ドル100円を切る円高が追い風となり、
「アメリカンコンフォート」という 坪単価26万円ほどのローコスト住宅を展開。

「アメリカンコンフォート」は、規格化された商品で、
予め決められた間取り集の中から選び、 しかも、ほとんどが延床面積50坪を超えるような間取りだったので、
都市部の住宅事情には合わず、郊外でしか売れませんでした。

その頃の住友不動産のイメージは タ○ホームのような「安かろう、悪かろう」でした。

しかし、ほとんど輸入品を使っていないのに 輸入住宅を謳うようなところが横行するようになり、 更に、2000年代になると、ドル高になってしまいました。

そのため、輸入住宅のブームは去り、
2002年には親会社の住友不動産に事業統合され、 現在に至っています。

ネット上の評では、
輸入住宅は日本の気候風土に合わなかったため、 販売不振により吸収合併された
というものがありますが、それは間違った見解です。

現在住友不動産では、ローコスト住宅の「アメリカンコンフォート」は 「ワールド・デザインシリーズ」の アメリカンスタイルとして残っています。

しかし、全体的に ローコスト住宅からは脱却して、新たな方向に商品展開をしています。

昔の住友不動産を知っている私が思いますに、 この10年間で、 最もイメージチェンジをしたハウスメーカーだと思います。

 

 

 

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コンシェルジェの奥さんがハウスメーカーを厳しくチェック

今回、住友不動産のモデルハウスを1日で2件ハシゴしちゃいました。

★「ワールドデザインシリーズ」オックスフォード

住友不動産の「ワールドデザインシリーズ」外観
住友不動産ワールドシリーズのモデルハウスの間取り

 

最初に訪問したのは大阪千里住宅公園。

でも、住友不動産のモデルハウスを目の前にして愕然!
「何~!この外観」‥‥古クサ~っ。

だいぶ前、輸入住宅ブームの時に流行った ニセ物の家って感じ‥‥。

ヘンな街灯みたいのも立っているし‥‥。

住友不動産のモデルハウスの玄関廻り

中に入ると、これがまた、
古クサ~い、オーク柄の内装ドアに、
それとは色が合っていないチグハグな床材。

それなのにキッチンやその他水廻りはヤマハの最新型で、 妙にピッカピカ。

聞けば、このモデルハウスは築9年だとか。

なるほど‥‥。

この9年の間、無計画にリフォームを繰り返した結果、 こんなんなちゃったって訳ネ。

応対してくれた営業マンは見た目は冴えなかったけど、 いかにも営業畑というよりは、 どちらかというと技術畑っていう感じで、 誠実そうで好感が持てました。

でも、お客さんにこのモデルハウスを見せたら、 ヘンな印象しか残らないじゃないの。

その前に、外観を見ただけでスルーされちゃいそう。

旦那のコンシェルジェ高田は、 営業マンから制震装置の説明を受けて感心していたけど、 何だかよく分からないし‥‥、 そんなことはどうでもいいから、 このモデルハウスを早く建て替えなさい!

 

 

 

★「Jアーバンシリーズ」トラッド

住友不動産のJアーバンの外観
住友不動産のJアーバンの間取り

大阪千里住宅公園であんなモデルハウスを見せられて、 ショックから立ち直れない私をよそに、 旦那のコンシェルジェ高田は 一路、京都久御山の住宅展示場へ‥‥‥。

エ~っ また住友不動産を見るの~

でも、その外観を見てビックリ。
千里住宅公園のモデルハウスとは全然違って、 和風テイストの超モダンな設え‥‥。

とても、同じハウスメーカーのモデルハウスとは思えない。

中に入って、これまたビックリ!

ふっとーい柱と梁が、吹き抜けの大空間を貫いて、 圧倒されちゃいました。

旦那の話では、 この柱と梁は構造上、まったく意味がないとか‥‥。

でも、モデルハウスっていうのは、こうでなくっチャ。

いつも、現実離れしたモデルハウスを見て、 何て無意味なんでしょう‥‥と思っている私なのに、
さすがに、あんなひどいモノを見せられた後だっただけに、 感覚が狂っちゃったじゃないの!

 

 

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住友不動産はこの10年で大きく舵を取ってイメージチェンジしました。その点は大いに評価できます。

商品開発に力を入れ、魅力的な提案ができるようになったのではないでしょうか。

営業マンの建築に対する知識は、 他のハウスメーカーよりもかなり高いところも、とても評価できます。

ただ、住友不動産の実例集に載っている 間取りやインテリア を見ると、 既存のデザインに無理やり合わせているところが伺えます。

そのために、使いにくい状態になっていたり、 お金の無駄ではないかなと思われるところが 随所にありました。

たとえば次の写真は実例集に載っていたものですが、
この部屋はテレビの置き場所に困ります。

仕方なくこのような格好で置いたのでしょう。

しかし、これだとテレビのすぐ横に窓があって、 そこから入ってくる光が気になって、 落ち着いてテレビを見る状況ではありません。

これ以外にも、気になるところが多々ありました。

その辺りは、もう少し改善される必要があるかと思います。

住友不動産のインテリアの写真

 

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