照明の明るさと部屋の広さ|LEDor蛍光灯or白熱灯



 

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照明の明るさと部屋の広さ

 

この部屋の広さだったら、どのくらいの照明の明るさが目安なの?
その疑問に答えます。

はたまた、

LEDがイイのか?
蛍光灯がイイのか?
白熱灯がイイのか?

このページでは照明器具やランプの選び方も解説します。

 

 

 

 

 

 

目次


 

 

 

 

 

 

 

照明の明るさについて

 

部屋の広さと照明器具の明るさの目安


 

照明器具の明るさと、それに適した部屋の広さを、下記に表しました。

最近はLED照明器具がメインとなってきていて
LED電球のパッケージには明るさを表すルーメン(lm)という数値が記載されていています。

その ルーメン(lm)と部屋の広さの関係は次のようになっています。

 

照明器具の明るさと部屋の広さの関係

 

照明器具を選ぶ場合はこれを目安にします。

例えば60W型のLED電球であれば810ルーメン(lm)です。
もし6畳の部屋であれば60W型のLED電球を4個使っている照明器具であれば
810ルーメン × 4 = 3240ルーメン
という事で、適当となります。

ちなみにその他のLED電球とルーメン値は次のようになっています。

既存の照明器具のランプをLEDに交換する際にも参考になるかと思います。

 

E26口金のLED電球の一覧表 
E17口金のLED電球の一覧表 

 

LEDは電球タイプだけでなく、直管タイプなど様々な形態があり、
照明器具のバリエーションも多彩です。

 

 

 

 

LED以外の蛍光灯や白熱灯も厳密にはルーメン(lm)値で部屋の広さに対応させるのですが、
昔から便宜上、消費電力量のワット(W)数で部屋の広さと比較するのが一般的です。

下記がその一覧表になります。

 

照明の明るさの目安

 

LED電球の例えば「60W型相当」という表記は、白熱灯のW数を基準としたものです。

ですから、上記の表からも部屋の広さに対して必要なLED電球の数を割り出せます。

例えば6畳の部屋の場合、上の表では200W~300Wとなりますので、
LEDの60W型相当の電球が4個であれば

60W × 4 = 240W

という事で適当となります。

 

  • LEDでも蛍光灯や白熱灯でも、ここで記載したのは目安で、照明器具のデザインなどでも違ってきます。
  • 高齢者の場合は、ワンランク上の畳数の器具を使うのが良いでしょう。
  • 部屋の内装の色が濃い色の場合もワンランク上の器具を使うのが良いでしょう。

 

 

 

 

 

ランプの使い分けについて

 

LED、蛍光灯、白熱灯、それぞれの特徴


 

◆蛍光灯と白熱灯の比較

蛍光灯(インバーター)は白熱灯の約4分の1の消費電力で同じ明るさを得られます。
つまり、その分、ランニングコストが安くすみます。

しかも、ランプの寿命は白熱灯よりも5倍も長いのです。

 

◆LEDと白熱灯の比較

更にLEDは白熱灯の約10分の1の消費電力で、寿命は白熱灯の40倍です。

できるだけLEDの照明器具を採用する方が良いかも知れませんね。

 

 

◆短時間でON・OFFするところ

蛍光灯は点灯してから、明るさが安定するまで1分ぐらい掛かります。
点灯した当初は、本来の明るさの70~80%程度しかありません。

その点、LEDと白熱灯は点灯した瞬間に100%の明るさで光りますので、
トイレや廊下のようにON・OFFの頻度が高く、比較的短い時間しか点灯しない場所には、LEDか白熱灯が向いています。

 

◆調光スイッチが付いている場合

寝室などで調光スイッチを付けている場合がよくあります。

白熱灯の電球であれば何の問題もありませんが、蛍光灯はもちろん調光はできません。
LED電球も電気屋さんで買ってきて、既存の白熱灯と交換したとしも、うまく調光してくれません。

調光に向きているのは白熱灯です。

ただ、LEDの照明器具によっては調光に対応できるものもあります。

 

 

 


◆長時間点灯する広い部屋

長時間点灯して、しかも広い空間であるリビングなどは、
LEDでも構いませんが、LEDの器具はもともと高価な上に、
リビングの照明器具となるとかなり費用が掛かります。

ライフサイクルコストはLEDの方が有利なのかも知れませんが、
イニシャルコストが高価だというのは結構厳しいものです。

そんな場合は蛍光灯の器具を検討されても良いかも知れません。

 

◆赤色を綺麗に見せたい場合

LEDや蛍光灯には電球色と言って、白熱灯に似た光を出すランプがあります。
しかし、赤色が白熱灯に比べ、やや黒ずんで、綺麗に見えません。

赤色が綺麗に見えると、食欲を増す効果があります。
ですから、ダイニングテーブルを照らす照明に白熱灯を使うと、
奥さんの料理が、いつもより一層美味しそうに見えるでしょう。

詳しくはこちら

食事をおいしく見せるダイニング照明の選び方

ただ、LEDの照明器具の中には、高演色タイプのものがあり、
色の再現性に優れた器具があります。

そのような器具でしたら、白熱灯とそん色なく
食べ物を美味しく見せてくれます。

 

◆白熱球40WをLED電球60W型相当に交換してもOK

今使っている白熱灯の照明器具を
LED電球と交換したいと考えている方もいらっしゃることでしょう。

その際、白熱球「40Wまで」と記載されている照明器具に
LED電球の60W型相当を使用するとどうなるのでしょうか?

白熱球40Wまでと言うのは、明るさの事ではなく消費電力の事です。

LED電球の60W型相当は消費電力が6.4Wで、
発生する熱量もひじょうに少ないので、大丈夫です。

 

 

 

 

 

LEDと蛍光灯|色の使い分け

 

白色、昼白色、電球色


LEDと蛍光灯には次のような色があります。

 

◆白色(クール色)

すがすがしく爽やかな光。洗練された雰囲気を演出します。

蛍光灯の照明器具の白色ランプ
照明器具の白色ランプ

◆昼白色(ナチュラル色)
(蛍光灯のみ)
いきいきとした自然な光。活気ある雰囲気を演出します。

蛍光灯の照明器具の昼白色ランプ
照明器具の昼白色ランプ

◆電球色(ウォーム色)

暖かくおだやかな光。落ち着いた雰囲気を演出します。

蛍光灯の照明器具の電球色
照明器具の電球色

 

 

 

 

◆住宅は基本的に電球色

基本的にはお好みで選ばれたら良いのですが、
私、インテリアコーディネーターの立場としては、
住宅は基本的にリラックスできる演出をするためにも、電球色をお奨めします。

ただ、子供部屋などは、昼白色ぐらいにした方が、
勉強の効率が上がって良いかも知れません。

また、お年寄りは、電球色だとひじょうに暗く感じるようです。
お年寄りのお部屋には白色が良いかも知れません。

 

◆1 つの空間には1色が原則

LDKが仕切られずに、一体となった空間のような場合、
キッチンとダイニングの空間は昼白色で、リビングの部分だけ電球色‥‥などというように
違う光の色があると、ひじょうにチグハグな感じになってしまうので、注意しましょう。

 

◆LEDには色の切り替えができるものがある

LEDの照明器具の中には光の色の切り替えができるものがあります。

ですから、例えば作業をする時には白色にして作業効率を上げ、
のんびりくつろぎたい時には電球色にするというような事が可能になります。

 

 

 

 

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