【リビング編】使いやすい間取りを作成するポイント



 

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理想の間取り

 

注文住宅を建てる場合の、間取りの作り方のコツを「リビング」絞ってお伝えします。

主寝室と子供室については別ページでご紹介します。

ハウスメーカーや工務店が、あなたのご要望をお聞きして、オリジナルの間取りを作成してくれます。
ただ、ハウスメーカーや工務店は必ずしも、間取りの作成に長けている訳ではありません。
ただ単に必要な部屋をはめ込むだけで、使いやすい間取りかどうかは、あまり考えられていない場合が多いです。

ハウスメーカーや工務店から提示された間取り図を鵜呑みにして受け入れるのではなく、 自分自身で間取りの良し悪しを判断して、理想の間取りを手に入れる力を身につけましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リビングの間取りについて動画で解説

 

動画のタイトル

【リビング編】注文住宅で失敗しやすい間取り


使いやすい間取りなのか? それとも使いにくいのか?

簡単に見極める方法と、使いにくい間取りをどうしたら使いやすく変更できるのかを、わかりやすく実例を挙げながら解説しています。

ただ、間取りの使い勝手よりも、構造的な安全性が重要です。使い勝手と安全性をどう両立させるのか?その手法についてもご案内します。

どうぞ、ご覧になってください。

動画長さ:8分51秒

 

 

動画でご紹介している内容は以下の通りです。

まず、下記の間取り図をご覧ください。

間取りの実例 基本パターン

 

 

 

 

ひじょうにオーソドックスで、よくありがちな間取り図です。

この間取りは次のような要望から作成されました。

  • 延床面積が30坪~35坪
  • 1階は
    LDKとそれに隣接する6畳の和室。それとトイレと浴室。
  • 2階は
    主寝室と6畳の子供部屋が2部屋。そしてトイレ。
    主寝室にはウォークインクローゼット。
    子供部屋は明るい南側に。
  • 階段はできるだけ緩やかにして、収納もできるだけ確保してほしい。

 

おそらく、一般の方がこの間取り図を見て、
要望は盛り込まれていますし、特に悪いと感じることはないでしょう

私のクライアントの方々から、
よく他社のハウスメーカーや工務店に作ってもらった間取りを見せてもらうのですが、
そのほとんどが、こんなレベルの間取り図です。

単にゾーニングをしただけで、 実際に生活する状況が、全く加味されていません

しかし、ほとんどの人は
要望は概ね満たされているし、プロが作ってくれた間取りですから、見積りを出してもらって、
この間取り図のまま契約をして、この間取り図のまま着工となります。

そして、完成した新居に引越す時になって、初めて、その使い勝手の悪さに気が付くのですが、
そうなってしまっては後の祭りです。

どうしたら使いやすい間取りを作る事ができるのか?
そのためには、間取り図から実際に生活しているところをイメージして細部を詰めていく作業が必要なのです。

では、各部屋ごと、具体的に見ていきましょう。

 

リビングの間取りへ 使いやすいリビングの間取り

主寝室の間取りへ 使いやすい主寝室ウォークインクローゼット

子供室の間取りへ 使いやすい子供室クローゼット

 

 

 

 

使いやすいリビングの間取り

 

ソファー、テレビ、ダイニングテーブルを配置してみる


 

リビングと和室の間取り図の原案

 

こちらが先ほどの間取りのLDをピックアップした図です。このLDをキッチンの方から見た内観は下の絵のようになります。

ひじょうにオーソドックスで、特に問題ないように思えます。

でも、 テレビとソファーを置くとしたら、どこに置きますか?

ダイニングテーブルはキッチン寄りに置きますので、この空間の南側がリビングのエリアとなります。

いかがでしょうか?
南側のエリアにテレビを配置するとしたら、なかなかしっくりくる配置の方法が見つからないのではないでしょうか?

例えば、東側の壁にテレビを配置したいところですが、そうするとテレビが窓に掛からないように配置するのは困難です。

 

リビングの間取り(内観図)

 

結局、東側の窓を変更しなくては、上手くテレビを配置することができないのです。

 そこで、東側の壁にテレビを配置して、窓を変更したのが次の間取り図です。

 

 

 

 

 

- 変更案1 -
リビングと和室の間取り図の変更案1

 

東側は縦長の窓にして、テレビが置けるようにしました。

そして、南側の掃き出し窓を西寄りに移動して、その窓から外へ出やすくなるようにしました。

下の絵はこの間取りのLDをキッチンの方から見た内観図です。

等間隔で配置された縦長の窓が、何となくモダンな雰囲気を醸し出して、インテリアの見栄えも、ずっと良くなったと思いませんか?

このように、実際に家具を配置してみると、色々と不都合な点が見つかって、それを解決する案を出してみると、使い勝手も良くなって、しかも見た目にも美しくなるのです。

 

リビングの変更案1の内観図

 

 

 

上記の解決策で、家具は上手く配置できるようになりました。
しかし、これだけではまだ問題があるのです。

 

リビングの変更案1のゾーニング

 

リビングのエリアとしては6畳程度のスペースがあります。

しかし、この間取りだとソファーの後は通路として利用しなければなりませんので、実質的にリビングとして利用できる空間は4畳ほどの広さしかありません。

この間取り図のような形で、LDに隣接した和室をご希望される方は多いです。

その理由は、引戸を開け放てば、和室がLDと一体の空間となって、広く使えるからです。

確かにリビングと和室を合わせれば12畳の広さになりますが、実際に有効な空間が4畳では元も子もありません。

和室との一体感よりも、通路ゾーンをリビングゾーンに取り込むようにした方が、よりゆったりとしたリビングになります。

 

そこで、次の間取り図のように変更してみました。 

  

 

 

 

- 変更案2 -
リビングと和室の間取りの修正案2

 

窓の位置は当初の間取り図と同じです。

ただし、東側の窓はハイサイド窓にしました。

この間取りの場合、得てして東側には隣の家が隣接して建っている場合が多いです。

ハイサイド窓にする事によって、隣の住人と目線が合わないようにできます。

そして、図のような形で、テレビを和室側に配置できるようにしました。

これなら、先の間取り図より、かなりゆったりとしたリビングになります。

ソファーも、幅が200センチだったモノから、ワンサイズ大きい240センチのモノが置けるようになりました。

 

リビングの間取りの修正案2の動線

 

また、キッチンから南の掃き出し窓へ行く動線も、2つの経路が産まれました。

普段はLDを突っ切って行きますが、もし、ソファーに座ってテレビを見ている人がいる場合は、和室を迂回して通れば、邪魔することなく、南の掃き出し窓まで行けます。

この間取りだと、和室との一体感と言う面では、弱くなってしまいますが、リビングゾーンの実質的な有効面積はずっと大きくなります

 

 

 

下の絵はこの間取りのDKをキッチンの方から見た内観図です。
先の内観図よりもリビングの家具がゆったりと配置できている事が伺えるかと思います。

比べやすいように、変更案2と先の変更案1内観図と並べます。

変更案2

リビングの間取りの修正案2の内観

変更案1

リビングの間取りの修正案1の内観

 

変更案1と2では、好みの違いにより、どちらを採用するかはわかれるところかと思います。

しかし、このぐらいまでは検討しておくべきかと思います。

 

 

もし、間取りを作成するなら、こちらがお薦め!

 

 

 

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