ラーメン構造とは
【住宅建築用語の意味】



 

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ラーメン構造とは、
建築の構造の一種で、柱や梁の接合する部分を変形しないように剛接合した構造のこと。ラーメンの名の由来はドイツ語の枠という意味のRahmenからきています。

ラーメン構造とは

 

 

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ラーメン構造の詳細説明

 

ラーメン構造とは、
建築の構造の一種で、柱や梁の接合する部分を変形しないように剛接合した構造のこと。

ラーメン構造の最大の特徴は、
柱と柱の間を6~8m取る事が可能なので、事務所ビルや中層集合住宅などなどのような、大空間を必要とする建物に向いている構造です。

ラーメン構造の名の由来はドイツ語の「枠」あるいは「額縁」という意味のRahmenからきています。
水平方向の外力などに対抗できる強い骨組を形成しているような建築構造のことを、建築学では「ラーメン構造」と呼んでいます。

ラーメン構造は、近代建築では、最も一般的な構造形式で、鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)の建築物の多くに採用され、最近では木造でもラーメン構造が採用されています。

ラーメン構造が現在のように一般的な形式となったのは、 20世紀に入って以降のことで、鉄やコンクリートが普及するのに伴って、ラーメン構造も一緒に普及してきました。

歴史的な蓄積が多い構造なので、信頼性も非常に高です。

ラーメン構造の建物

 

 他の構造との違い

 

ラーメン構造のイラスト

柱と梁を強固に接合する事で、力が掛かっても壊れない構造になっています。

大開口や大きな空間を作る事が可能で、マンションや公共建築のほとんどはこの工法です。

主な工法

  • 重量鉄骨造
  • RCラーメン構造
  • 木造ラーメン構造

軸組構造のイラスト

柱と梁の接合はラーメン構造ほど強くありません。地震力を筋交いやブレースが負担して、変形を防ぐ構造になっています。

戸建て住宅の多くが、この構造で作られています。

主な工法

  • 木造軸組工法(在来工法)
  • 軽量鉄骨造

壁式構造のイラスト

壁、床、天井が面で構成され、地震に対し強い構造になっています。

あまり大きな開口を設ける事はできません。また、増改築の際にも色々と制限を受けやすいです。

主な工法

  • ツーバイフォー工法
  • RC壁式工法

 

 

 

 

 

 

 ラーメン構造のメリット

 

間取りの自由度が高い

何といっても、大空間を作れることが、ラーメン構造の魅力です。
大空間を作って、あとは自由自在に間仕切って部屋を作る事ができます。
他の軸組構造や壁式構造の場合、上下階の柱や壁の位置を考慮して間取りを作成しなければなりませんが、ラーメン構造はそれがありません。

 

都市部の狭小地に強い

都市部の狭小地では、間口が狭く奥行きのある、長細い敷地が多いです。
長細い敷地の場合、他の構造だと、どうしても間口と平行方向の耐力壁が少なくなり、耐震上のウィークポイントになります。
ビルトインガレージにしようとしても、耐力壁が設けられず、プランが成り立たない事も多々ありますが、ラーメン構造であればその辺りは自由自在です。

 

職人の腕に左右されない

予め工場で製作された柱や梁をボルトで緊結するだけなので、施工に難しい技術は必要ありません。
施工の手順さえ分かっていれば、職人の上に左右される事なく、躯体を組み上げる事ができます。
ただし、他の構造でもプレカット化が進み、熟練した技は必要なくなっています。

 

 

 

 

 

 

 ラーメン構造のデメリット

 

構造体が重い

ラーメン構造は柱と梁の断面が大きくなるので、躯体自体の重量が重たくなります。
その分、それに耐え得る頑強な基礎が必要になり、地盤が弱ければ、他の構造よりもワンランク上の地盤改良が必要になるでしょう。
したがって、基礎や地盤改良に費用がかかるため、全体として他の構造より高価になります。

 

地震の際の変形が大きい

地震の揺れに対しラーメン構造は、しなやかに変形する事で力を逃し、粘り強く抵抗できるようになっています。
したがって、大きな地震があった場合、大きな変形によって、より揺れが大きく感じられるでしょうし、内装ドアや外壁材などが破損する可能性も高くなります。
免震装置や制振装置を採用できれば、その辺りのリスクも軽減できます。

 

 

 

 

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