【土地探しの裏技・前編】不動産会社へ行ってはダメ！注文住宅の土地探し

注文住宅を建てるなら、こだわりの家を建てたいと考える人は多いでしょう。
例えば断熱と気密を徹底して快適な温熱環境を手に入れたい。
あるいは自然素材をふんだんに使った健康的な家にしたい。

土地に建築条件が付いていると、予め指定された住宅会社で建築をしなければなりません。
でもはたして、予め指定されている住宅会社が、自分たちの希望を叶える事ができるかどうか？
もし価格や立地が最優先。家は何でもいいという方でしたら、建築条件付きの土地でも構わないでしょう。
そうでは無いという方のために、前編と後編に分けて土地探しの裏技をご案内します。

まず前編では
◆最初に住宅会社を決める
後編では
◆まだ公開されていない土地
◆古家有りの土地を狙う
◆空き地の持ち主を調べる

後編はこちらです。

土地探しの裏技・後編

一般的な土地探しの流れ

注文住宅を建てようと思った時、建て替えであれば、住宅会社を探すだけで良いです。
でも土地が無ければ、当然、土地を探さなくてはなりません。
おそらく多くの人が、まず最初に土地探しから始めるでしょう。
ネットで調べたり、あるいは不動産会社行ったり。

実は、その順番だと失敗する可能性があります。

※真っ先に土地探しは間違い

まず土地を買う最も重要な目的は何でしょうか？それを忘れてはいけません。
それは自分たちの希望を叶える注文住宅を建てるためです。
もし土地を買っても、そこに自分達が希望する家を建てる事ができない何て事になったら、家づくりは失敗です。

不動産会社が大丈夫と回答

ここで、当社のサービスをご利用になった、Ａさんの実例をご紹介します。

当社は地元の優良工務店選びのサポートをしています。
当社の業務内容について詳しくは画面上の方になる「業務内容」をご覧ください。

さて、最初に当社のサービスの利用を決めたＡさんは、ネットを使って土地を探しました。
希望のエリアの土地は価格が高いので、土地の面積を抑えて、3階建てにするという条件で探したところ、
良さそうな土地が見つかり、Ａさんは不動産会社へ行って詳しく話を聞きました。

すると、不動産会社の担当者は問題なく3階建てを建てる事ができるから大丈夫との事でした。

売買契約の前にプランと見積り

Ａさんから連絡を受けた私は、その土地をチェックしました。

するとその土地はちょうど真ん中付近で、用途地域が第二種住居地域と第一種低層住居専用地域に分かれていたのです。

第二種住居地域には不動産会社が言う通り、3階建てを建てる事ができます。
でも、もう半分の第一種低層住居専用地域には2階までしか建てられません。
そうなると、はたしてＡさんのご要望に叶う家が建てられるかどうか、すごく微妙でした。
そこで、土地の売買契約をする前に当社がプランを作成して、概算見積りも提示。

Ａさんはそれを見て納得して、住宅ローンの審査を受け、土地の売買契約をしました。