【家相・風水】信じる? 信じない?



 

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「家相」や「風水」
信じる人もいれば
全く信じない人もいらっしゃるでしょう。

論理的に考えてみれば
鬼門(家の北東方向)にトイレを配置しても
使い勝手が良いのであれば、何の問題もないですよね。

でも、家相では「大凶」だと言われると
論理的には問題ないと分かっていても
なんか気になってしまうという人は結構いらっしゃるのでは?

 

 

 

 

 

周囲からの横槍

 

これまでの私の経験上でも
家相や風水が元で、家づくりが暗礁に乗り上げ、プランを作成するのに難儀した事が何度かありました。

それは大概こんなパターンです。

家づくりを始めた頃、施主自体は特に家相や風水の事を気にしていませんでした。

他の一般的な施主と同様に
使い勝手やコストのバランスを取りながら、私と何度も打合せを重ねて
やっと満足できるプランが出来上がりました。

そして、「さあ、これから」という時になって・・・

親戚など周囲の人から
「家相は大丈夫なの?」と声を掛けられます。

家相と風水に悩まされる

声を掛けてきた人との これからのお付き合いの事を考えると、
無視するわけにはいかず、
今まで考えもしなかった「家相や風水」が 突然、家づくりの重要条件に加わり、
それまでの努力が水の泡と消え、 振出しに戻ってしまう・・・なんて事もありました。

 

 

 

 

 

「何も心配ない」とは絶対に言いません

 

周囲の人に家相や風水の事を促され、 プロの鑑定士に診てもらったとします。

実は「完璧な家相の住宅」というのは、存在しません。

どんな間取りにも、必ず凶の相があるので、 いくらでもケチが付けられます。

それでも良心的な鑑定士であれば
これまでの努力を無下にしてしまうような事はせず
悪いところを指摘しつつも 建設的な助言をしてくれるでしょう。

しかし、悪徳な鑑定士も少なくありません。

 

例えば、屋根工事やシロアリ、給排水設備の詐欺まがいの業者さんたちは
親切を装い「無料でみてあげます」と近づいてきて
「このまま放置していると大変なことになります」と不安を煽り
法外な工事契約を結ばせます。

それと同じで、家相や風水も
不安を煽れば煽るほど、儲けにつながります。

不安をあおる人 

ましてや、素人の親戚や知り合いのにわか鑑定士であれば
自分の存在感を誇示したいだけなので
なおさら、その指摘は混迷を深めるだけです。

結局、家相や風水を診てもらうと 「心配ない」と言われることは絶対に無いのです。

家相を診てもらったがために不幸を招いてしまった実話をこちらでご紹介します。

家相と風水のメニュー本当にあった怖い話

 

 

 

 

 

恐怖心や損得に結び付けると分かりやすい

 

 

昔から、社会的な規範を教えようとしても分からないとき
別なアプローチで分からせようとします。

例えば、よく「夜、口笛を吹くと蛇が来る」と言いますね。

「周りが寝静まっている時に、口笛を吹くのは迷惑だからやめなさい」
と子供に理屈で訴えるよりも、
恐怖心に訴えた方が簡単に言う事を聞かせられます。

 

 

「トイレを綺麗にすると美人が生まれる」というのもあります。

「トイレを掃除しなさい」と言われるよりも
トイレ掃除をすると得な気がして、自らするようになります。

 

トイレを綺麗にすると美人が産まれる 

 

実は家相や風水も、それらと同じです。

恐怖心や損得に結び付けると
世間に早く広く伝わりますし、
人々はそれらの言い伝えを守ろうとします。

 

 

 

 

 

 

家相や風水の目的は「住環境の規格化」

 

家相や風水とは違う事例ですが・・・。

昔、ある現場で、 3枚の戸が連動して動く引き戸をオーダーで作成して
その枠の取付を大工の棟梁にお願いしました。

ところが棟梁に作業を拒否され、 ひじょうに難儀した事がありました。

オーダーで作成した3枚引き戸は
取り付ける場所の使い勝手を考慮して、左側の戸が手前にくるようになっていました。

棟梁曰く、
「この引き戸は死装束の襟の合わせ方と一緒だ」
縁起が悪いから、この引き戸を取り付けると 「災いに見舞われる」と言って聞かないのです。

大工さんの間では、昔からの言い伝えのようです。
(最近はそんな事を言う人は見掛けなくなりましたが)

なぜ引違戸は右の戸を手前にするのか?
実はその方が便利で快適だからです。

その理由について、詳しくはこちらをご覧ください。

家相と風水のメニュー引違い戸はなぜ右手前なのか?

 

 

この言い伝えによって、日本の家の引違戸は
向かって右側の戸が手前になりるように統一されました。

つまり住まいが快適になる事を目的に
規格化し、効率的に浸透させ
現代まで伝わった事例の一つですね。

今のお住まいでサッシの引違戸を見てください。
必ず右側の戸が手前になっているはずです。

 

着物の衿は右が前 

 

本来は家相や風水も
誰もがある程度の水準で快適に生活できるように
住環境を規格化する事が目的だったのだと推測します。

 

 

 

 

 

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