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絶対に買ってはいけない土地があります。
知らなければ後から地獄を見る事になります。
不動産屋さんが言うから大丈夫だと思ってはいけません。
不動産屋さんは不動産売買のプロであって、住宅建築は専門外なんです。
住宅建築の立場から買ったらダメな土地を5つご紹介します。
目次
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家づくりをするにあたり、最初の難関が土地探しです。
やっとの思いで見つけた魅力的な土地だったのに、後から地獄を見るなんて事になるかも知れませんよ。
ぜひ動画でご覧になってください。
動画長さ:13分21秒
以下、動画の内容を文字にしてありますので、文字の方が良いという方はこちらをご覧ください。
今回は住宅のプロとして、“絶対に買ってはいけない土地” を厳選してお話しします。
当社のクライアントの多くが、土地探しの段階でご相談に来られます。
なぜかと言うと、不動産屋さんは土地の売買についてはプロですが、住宅建築については知識がありません。
そこで土地を購入するにあたり住宅建築のプロからのアドバイスが必要になります。
もし、クライアントから気になる土地が見つかったと連絡が入った場合、私は次の5つのポイントをチェックします。
これらをチェックしなかったら、ホントに一生後悔します。
でも今回の動画を最後まで見て頂ければ、土地購入のリスクを確実に避けられるようになります。
ではこれから、一つ一つ分かりやすく解説していきます。
地盤が軟弱だと地盤改良に100万円以上かかったりします。
そうなると資金計画が狂ってしまいます。
地盤が軟弱かどうかは地盤調査をしてみなければ分かりませんが、
土地を購入する前に地盤調査をする事はできません。
ではどうしたら良いのか?
まずはその場所の地名に池や沼といった、水を連想させる字が入っているかどうか?

もし入っていたら、その地域はかつて池や沼だったかも知れません。
そうなると軟弱地盤である可能性が高いです。
ちなみに我が家の場合、近くの泉涌寺が地名になっています。
泉が涌くですから完全にアウトですね。
実際、近隣で新築工事をする場合、大概、柱状改良をしています。
我が家では鋼管杭工事をしました。
ところで、ネットを使えば、ある程度、調べる事ができます。
ネットで「地盤改良 マップ」・と検索すると、
過去の地盤調査の結果を地図上で調べる事ができるサイトが出てきます。
もし近所にピンク色の弱い地盤のマークがあったら、
地盤改良工事に100万円程かかると想定して資金計画を立てた方が良いでしょう。
さて、地盤の状況だけではありません。災害の危険性もチェックする必要があります。
先程のサイトで、洪水・浸水の危険性と土砂災害の危険性をチェックできます。
特に土砂災害警戒区域にはイエローゾーンとレッドゾーンがあって、もしレッドゾーンだったら、その土地の購入はお勧めしません。

なぜならレッドゾーンで新築するとしたら擁壁工事とかに何百万、下手したら1千万円以上の費用が発生するかも知れません。
では続いて2つ目の前面道路の状態。
前面道路は土地価格にも、資産価値にも、強いては住み心地にも直結します。特に注意が必要なのが2つあります。
一つは幅が4m未満の道路(2項道路)
もう一つは私道です。(位置指定道路)
まず幅が4m未満の道路ですが、法律で公道は幅4m以上とされています。
しかし、実際は4m未満の道路が多く存在しています。

そこで4m未満の道路沿いで新築や建替えをする場合、将来、幅4mの道路になる様、セットバックして建てる事になっています。
すると敷地が2〜3坪狭くなってプランが成り立たないなんて事もあり得ます。
次に私道ですが私道の形態として最もよくあるが、その辺一体の家々が敷地の一部を道路として負担しているというパターンです。

この様な私道の最大のデメリットは管理補修です。公道であればその道路を管轄している国なり自治体が、管理・補修をしてくれます。
ところが私道は原則、自分でしなければなりません。
もし、補修工事が必要になれば、私道の関係者全員で費用を負担する事になります。
そうなると、へそ曲がりな人がいたりして、面倒臭い事になるかも知れません。
では続いて3つ目、法規制が厳しくないか?
クライアントから土地の相談を受けたら、当然、一通り法規制のチェックをします。
法規制によってプランを作成する難易度が高くなったりしますが、それは設計する側の問題で、工夫次第でなんとかなる場合がほとんどです。
しかし、施主に直接、負担がかかる様な法規制もあります。
その筆頭が、防火地域あるいは準防火地域に指定されているかどうかです。
せっかくなら便利な駅近で、土地を購入したいと思う人は多いでしょう。

でも人気の高い便利な市街地は防火、あるいは準防火地域に指定されている可能性が高いです。
もし指定されていたら、建築費の追加費用が100万円を超えると覚悟しなければなりません。
そんなに建築費がアップするんだったら、多少、駅から遠くても、閑静な住宅街にしようと思う人もいるでしょう。

そこで例えば、二世帯住宅で最低、延床面積45坪以上の家を建てようと計画していたところ、 少し駅から離れた場所で、閑静で街並みの奇麗な住宅街に、広さ50坪の土地を見つけたとします。
でも、大概その様な場所は「建蔽率50%・容積率80%」だったりします。するとMAXで延床面積40坪まで。45坪の家は無理です。
もし土地を購入した後、その事に気付いても、それは後の祭りになってしまいます。
他にも法規制で、無理を強いられるというケースがあります。
それは北側斜線と道路斜線です。
北側の敷地と道路の環境を保護するための規制ですが、
この斜線を超えて、家を建てる事はできません。
そのため場合によっては壁や天井が斜めになって、使いにくくなってしまう事もあり得ます。
ちなみに、こちらの写真のお施主さんは、空間が面白くなったと、逆に喜んでおられました。
では続いて4つ目、土地に高低差があるかどうか?
土地に高低差があると何かと費用がかかります。
なぜなら擁壁工事が必要になるからです。
以前、高さ2m、長さ10mの擁壁工事をした時には100万円以上かかりました。
でも、もう既に擁壁があれば、後は、その土地に家を建てるだけで良いんですが、
もしその既存の擁壁が古く劣化していたら、新しく作り直さなければなりません。

住宅会社のサポートがあれば、土地購入の判断をしやすくなります。
その辺りの事は建築のプロならまだしも、不動産屋さんには分かりません。
それから土地に高低差があるとプランにも制約が出てきます。
一番の問題は道路より土地が高くなっている場合、玄関に行くまでに階段が必要になる事です。
もし高齢者がクライアントであれば、その様な土地はお勧めしません。

しかし、以前、2mの高低差のある土地がどうしても気に入ったというご高齢の方がおられて、その時はホームエレベーターを使って、下のガレージから居住スペースまで上れるようにしました。
では最後5つ目、土地の形状の良し悪し。
土地の形状は長方形なのが一番です。
それも、京都によくあるウナギの寝床の様な細長い形状ではなく、正方形に近い方が良いです。
ウナギの寝床でも間口がある程度あれば、まだなんとかなるんですが、三角形や台形だとプランを作成する難易度が高くなりますし費用もかかります。
土地が広ければなんとでもなりますが、大概、土地の形状に合わせて凹凸ができてしまいます。
建物の出っ張った部分を出隅と言うのですが、出隅が1ヶ所増えるとザックリですが建築費が20万円程アップします。

例えばこちらの写真ですが、土地の形状に合わせて出隅が5ヶ所増えています。
ですから、これだけで100万円程のアップになっています。
では続いて、買ってはいけない土地のまとめ。
どんな土地を購入するか?
それ次第で、その上に建つ家は大きく左右されます。
ちなみに当社のクライアントは土地購入の段階でご相談に来られる方が多いです。
当社では購入を検討されている土地のデメリットをお伝えして、その土地にどんな家を建てる事ができるか、プランと概算金額をご提示して、その土地をご購入するかどうか判断して頂きます。
当社の業務内容については概要欄のリンクからどうぞ。
当社がお手伝いさせて頂ければ納得した判断ができると思いますが、そうでない方は今回ご紹介した5つのポイントに関しては、ぜひチェックしてください。・・・
① 地盤の状況と災害の危険性
② 前面道路の状態
③ 法規制が厳しくないか?
④ 土地に高低差があるかどうか?
⑤ 土地の形状の良し悪し
さて、今回の動画はいかがでしたか?
この動画が貴方のご参考になれば幸いです。
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