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注文住宅で家を建てるのであれば、せっかくなら現場監督や職人さん達に「このお施主さんのために頑張ろう」と思ってもらえたら家の出来栄えも、その後のお付き合いも違ってくるのが人情です。
逆に嫌われる施主になってしまったら、施主にとってあまり良い事はないでしょう。
ここでは嫌われる施主のタイプを5つご紹介します。
目次
昔、私は工務店で10年ほど現場監督をしていました。
その時、気持ちよく仕事ができるお施主さんと正直、嫌だなと思うお施主さんがいました。
現場監督の目線で、どんな施主が嫌われるのかご案内します。
ぜひ動画をご覧になってください。
動画長さ:9分48秒
以下、動画の内容を文字にしてありますので、文字の方が良いという方はこちらをご覧ください。
昔、私は工務店で10年ほど現場監督をしていました。
その時、気持ちよく仕事ができるお施主さんと正直、嫌だなと思うお施主さんがいました。
今回は現場監督の目線で、どんな施主が嫌われるのかご案内します。
私が現場監督をしていた時、沢山のお施主さんと出会って、基本的には本当にいい人ばかりでした。
大変ではありましたが、楽しく仕事をさせてもらいました。
でも中には「正直やりにくいなぁ」と思った方も、ごく稀にいました。
今回は、その中でも特に印象に残っている案件を5つ紹介します。
もちろん、どんな施主さんでも手を抜いた事は一度もありません。
ただ、気持ちよく仕事ができるかどうかは別なんです。
これからご紹介する5つの案件を現場監督の気持ちになってご覧になってみてください。
ではまず1つ目、「いったん決めた仕様を頻繁に変更する」
家づくりの途中で「やっぱ、こっちの方が良いかも?」と思う事は誰にでもあります。
そういう時は遠慮なく、仕様変更したら良いと思います。

でもそれが、あまりにも度が過ぎて「何が最終決定だったのか、施主本人も分からなくなる」という事がありました。
それはどんな状況だったのか?そのお施主さんは、打合せの度に住宅設備の仕様変更を言ってきました。
特にキッチンは、何度かメーカー自体を変更。
どうも新しい物を見付けると、そっちの方が良さそうに見えてしまう様でした。
そして天板に至っては最初はステンレス、 でもやっぱり人大(人工大理石)、やっぱりステンレス、やっぱり人大(人工大理石)、・・・みたいな感じで、毎回、二転三転。
そして最終的にステンレスで発注したのですが、設置されたキッチンを見て、お施主さんが「いや、人大(人工大理石)を選んだはずだ!」と主張するのでした。
でも私は全てメモを取っていて、最終決定がステンレスだったと確信しています。
ただ、ここでそれを強く反論すると関係がこじれてしまうので、私としては泣き寝入りするしかありませんでした。
では続いて2つ目、「何でも施主支給にしてコストダウンしたがる」
あるお施主さんは、とにかくコストダウン命。
これらを全て、施主支給にしたいと言われました。
ただ、工務店の現場は普段から気心の知れた建材店や職人さんと連携していますから、発注の行き違いがほぼないんです。

でも施主支給するという事になると、案の定…
といったトラブルに悩まされました。
そのたびに工事が止まったり、手戻りが発生したりで、現場の負担だけが増えました。
結局、コストダウンどころか、追加料金が発生してしまいました。
では続いて3つ目、「無理な値引きをゴリ押ししてくる」
大手ハウスメーカーのほとんどは、見積金額に元々値引き分が乗っています。ですから、どんどん交渉した方が良いです。
でも、地元の工務店は違う事が多いんです。
私が勤めていたところも、値引き分の上乗せはありませんでした。
そんな中で、契約の直前になって「10%値引きしろ」と言われたケースがあります。
提示した金額には値引きできる余地が無いと、いくら説明しても「じゃあ他社に乗り換える!」とゴリ押しされました。

これまで何度も打ち合わせを重ねてきたのに、その苦労を“無駄にしたくないだろう?”という圧力を感じました。
最終的には思いとどまってもらいましたが、どうやらそのお施主さんの価値観では「値引き=誠意」という考え方の様です。
いくら誠意を持って対応しても評価されない。
そうなると現場としては、ただただ、キツいだけです。
では続いて4つ目、「知り合いの業者に工事を依頼する」
お施主さんから契約する条件として「昔からお世話になってる近所の電気屋に電気工事を依頼したい」と言われたことがあります。
仕方ないので受け入れました。ただ、私のいた工務店では「スウェーデン製の換気システム」そして「外張り断熱工法」を標準採用していました。

まずこの換気システムは施工ルールが細かい。
そして外張り断熱は、配線・配管の、穴の処理が特殊です。
いつもの電気業者であれば、何も言わなくても完璧に施工してくれますが、お施主さん指名の電気屋さんは、その工法に慣れていない。
結局、「ここはこうしてください」「その部分には触らないでください」と、全て事細かに指示。
そんなこんなで、倍以上の手間がかかりました。
では続いて5つ目、「施主本人ではなく親が横槍を入れてくる」
お施主さんと何度も打ち合わせを重ねて、ようやくプランが固まった頃。
そこにお施主さんのご両親が登場。

すると、「和室が無い家なんてありえない」
「孫の部屋は南側じゃないとダメ」
「階段の三段回りは危険だからやめなさい」
などなど…
毎回、横槍が入り、そのたびにプランは振り出しに。
親が資金を出しているため、お施主さん本人は逆らう事ができない。
こうなると、誰の家を建てているのか分からなくなってしまいました。
親はお金を出しても、口を出しちゃダメです。
では最後に「やりにくい施主のまとめ」
今回紹介したのは次の5つ。
共通しているのは、カスハラとまでは言いませんが、“上から目線”になっている事です。
でも家づくりは、施主と造り手が“1つのチーム”になってこそ、いい家ができるんです。
工務店は立場上、お施主さんに対し、理不尽だと思っていても従わざるを得ません。
しかし、今の私は第三者の立場ですから、施主が悪ければ施主が悪いと言えます。
逆に工務店が悪ければ工務店が悪いと言えます。
おそらく、お施主さんは工務店との接し方の加減が分からないんだと思います。
今回の例とは逆に、(自分の要望を)主張しても良いものかどうか戸惑っている人もいます。
その辺りを調整して、お互いに協力しあえる関係を作る事が、今の私の役目であり仕事です。
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