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(株)ポラリス・ハウジングサービス
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60代のご夫婦が選んだ終の棲家。
延床面積20坪、平屋、1LDK。
徐々に弱っていく体力。介護を意識せざるを得ない年齢。
しかし、最初から介護仕様にしてしまうのはナンセンス。
今の健康な状態での暮らしが第一。でもいざという時には簡単に介護仕様に切り替える事ができる。
そんなプロのテクニックをご紹介します。
目次
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お施主さんは60代の。
子供は独立して、夫婦だけの2人暮らし。
将来の介護を見据えた間取りを ぜひご覧になって、確かめてください。
動画長さ:08分28秒
以下、動画の内容を文字にしてありますので、文字の方が良いという方はこちらをご覧ください。
平屋の魅力は、なんと言っても「上下の移動が無い」事です。
ご高齢者はもちろん、どの世代の人にとっても、平屋は暮らしやすいです。
前回と前々回の動画では、30代と40代のご夫婦に提案した、平屋の間取りをご紹介しています。
どちらの動画もどの世代でも取り入れる事ができるアイデアが満載です。
まだご覧になっていないという方は概要欄にリンクを貼っておきます。ぜひご覧になってください。
今回ご紹介するお施主さんは60代半ばのご夫婦。
お子さんは結婚して、お孫さんもできて、近所のマンションで暮らしています。
お施主さんは定年退職を機に、今住んでいる古くなった家を解体して、夫婦2人で暮らす終の棲家を建てる事にしました。
夫婦2人だけですから、延床面積20坪程度のコンパクトな平屋にしたいという事でした。
はたして、どんな間取りになったのでしょうか?
ご提案した間取りはこちらです。
・・・延床面積は19.75坪(65.42㎡)の1LDK。
どうなっているのか、細かく見て行きましょう。

まず、外回りから。
天候の良い日は外でリラックスしたいという事で、リビングダイニングに隣接した南側にウッドデッキ。
家庭菜園をしたいという事で、敷地の南東の位置に畑。
駐車スペースから玄関ポーチまではスロープにして、車イス生活になった場合に備えておきます。
そして、ポーチに格子を設けて、玄関ドアを開けた時、家の中が丸見えにならない様にします。
格子があると、外からの視線をかなり遮る事ができます。
続いて、家の中を見て行きましょう。

ご主人はゴルフが趣味との事でした。
そこでシューズクロークを設けてゴルフバックをここへ収納します。
玄関の上り口には手すりはもちろん、折り畳み式の椅子を設置すると便利で良いですよ。
玄関ホールは一般的な広さは2畳ほどですが、広めの3畳にしてあります。
ホールが広いとホールだけではなく、家全体的に空間の余裕を感じられる様になります。
また、ホールを中心にして全ての部屋へ行ける様になっています。
そしてホールに面して洗面化粧台を設けてありますから、外から帰ってきたら直ぐに手を洗えて、衛生的です。
・・・LDKの広さは18畳。
お子さんご夫婦がお孫さんを連れて遊びに来ても、十分な広さがあります。
キッチンの横には1.2畳のパントリーと、間口136.5cm、奥行き45cmの物入。
・・・寝室の広さは6.8畳で間口273cmのクローゼット。
それから、特にご要望があった訳ではありませんが、一応、水廻りが鬼門と裏鬼門の方位から外れる様にしてあります。・・
19.75坪とコンパクトですが、2人暮らしの家としては十分かと思います。
このまま、字幕を出さずに、この間取りをしばらく表示しておきます。
ご興味のある方は一時停止、あるいはスクリーンショットでじっくりご覧になってください。
実は間取りを作成する前にヒアリングした時のご要望は、この間取りとはだいぶ違ったものでした。
当初は自宅介護を前提とした間取りをご希望されていたのでした。
当初は、将来、ご夫婦のどちらかが体を悪くして自宅で介護される様になった場合に備えて、トイレと寝室を隣接させて、トイレは通常、1畳の広さのところ2畳にして欲しいとの事でした。
シニア世代の場合「将来、自分が介護される様になったら」という事が心配でしかたないという方が、たまにいらっしゃいます。
しかし、今現在は、ご夫婦共にお元気です。
将来介護が必要になるかどうかなんて、分かりません。
それなのにトイレと寝室を隣接させると音が気になるでしょうし、どうなるか分からないのにトイレに2畳のスペースを取るなんて、もったいない様に思います。
多分、住宅会社の多くは、お施主さんの言われるままに間取りを作成するかも知れません。
でも、私としては、同世代として、どうしても心配だというお気持ちもよく分かりますが、
不確定な未来を優先して、今現在の生活の快適さを犠牲にしてしまうというのは、どうかと思います。
そこで、最初から介護しやすい間取りにしておくのではなく、介護が必要になった時にリフォームで対応できる様な間取りにしておく事を提案しました。
実はこの間取りですが、もし介護が必要になったら、リビングに介護ベッドを置いて、この様にリフォームする事を想定しています。
リフォーム後

窓の位置や主要な柱の位置を動かす事なく、簡単にリフォームできます。
これでしたら、ベッドから車イスに乗って、トイレ、そして浴室まで直行する事ができます。
介護する人も介護しやすいでしょうし、もしある程度動ける状態であれば自分だけで移動できるのではないでしょうか。
また、この様にリビングとダイニングの間を仕切れる様にしておくと良いでしょう。

例えば、仮にご主人が体を悪くして要介護者になったとします。
元気な奥さんは、たまにお友達を家に呼ぶかもしれません。
そんな来客者があった場合、この仕切りが役に立ちます。
それとホールが広いので車イスでの方向転換がしやすいです。
このリフォームした状態の間取りも、字幕を出さずにしばらく表示しておきます。
ご興味のある方は一時停止、あるいはスクリーンショットでじっくりご覧になってください。
もし何かあれば、この様にリフォームで対応できるという事であれば、安心です。
以上、3回に渡って、子育て世代、ミドル世代、シニア世代の、それぞれの平屋の間取りをご案内しました。
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