全熱交換器とは【住宅建築用語】


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全熱交換器(ぜんねつこうかんき)

 

全熱交換機ではなく全熱交換器と書くのが正しいようです。

全熱交換器は換気の際、
排気する空気から「熱」と「湿気」を給気する空気に戻します。

換気による熱のロスが少なくなるので、
省エネに有効です。

全熱交換器の仕組みは右図のようになっています。
全熱交換器は紙でできています。

排気と給気が全熱交換器の中で混ざることはありませんが、
紙でできているため、熱と湿気は仕切りを透過するので、
熱と湿気が交換されます。

一般的には全熱交換器は、70%の熱を交換します。

つまり、外気が0℃、室内が20℃の場合、
外気が14℃になって室内に入ってきます。

全熱交換器と同様に熱交換をする方式として
顕熱交換器」と言うのがあります。

顕熱交換は熱だけを給気に戻して、湿気は戻しません。
そのため、省エネの効果は全熱交換器の方が高いです。

ただし、デメリットもあります。

全熱交換器は、湿気と一緒に匂いも戻してしまいます。
ですから、24時間換気システムで、全熱交換器を採用する場合、
匂いの発生するトイレと、大量の水蒸気が発生するお風呂は
局所換気にしなくてはなりません。

24時間換気システムの理想としては、
居室で給気して、水廻りで排気するのが良いのですが、
全熱交換器ではそれができません。

全熱交換器は熱と湿気を交換します。

全熱交換器

 

70%の熱を交換

全熱交換器・交換率